EPメディエイトによるマイクレン・ヘルスケア買収について
2021.06.18
日本におけるDMAHサービスプロバイダーとしての地位を強化
マイクレン・ヘルスケア株式会社は、日本の大手CROであるEPSホールディングス株式会社の子会社である株式会社EPメディエイトと株式譲渡契約を締結し、完全子会社化されたことをお知らせいたします。
マイクレン・ヘルスケアは、第一種医療機器製造販売業許可を有し、専門的かつ独立した医療機器選任製造販売業者 (DMAH) および治験国内管理者人(ICC)サービス を提供しております。「昨今、遺伝子診断システム、AI・ディープラーニングテクノロジーを備えたSaMDなどに代表されるように、日本での医療機器製造販売承認の取得にあたり、臨床データが必要となるような新技術、新機能を有するような新しい医療機器を開発しているクライアントからの問い合わせが増加しています。」と、マイクレン・ヘルスケアの代表取締役社長である宮原通晴は述べています。「EPメディエイトとマイクレン・ヘルスケアの機能が一緒になることにより、特に臨床研究と臨床試験といった分野において、DMAHクライアントに対しより幅広いサービスを提供することが可能になります。」
EPメディエイトは、主に日本の医療機器メーカーおよび日本にある外国の医療機器メーカーの子会社に対し、CROとして、臨床研究及び臨床試験、市販後臨床試験、レギュラトリーコンサルティングなどのサービスを提供しています。「マイクレン・ヘルスケアの買収は、我々に国際的な海外企業へのサービス提供により培われたより深い専門知識や経験をもたらします。これにより臨床試験、医療機器の製造販売承認申請、保険適用戦略と保険適用希望書の提出といったサービスに加え、製造販売承認後の輸入通関、出荷可否判定業務、不具合報告・回収報告といった医療機器のライフサイクルに応じた支援が可能となり、グローバル企業に対するレギュラトリーコンサルティング体制をさらに拡充することが可能となります。」と、EPメディエイトの代表取締役社長である丹治公典は述べています。
株式譲渡契約は2021年6月18日に締結され、この買収の完了は2021年6月30日に設定されています。
マイクレン・ヘルスケアの詳しい情報はwww.micren.co.jpを、EPメディエイトについてはwww.ep-mediate.co.jpをご覧ください。